製作日誌
 不定期更新。最終更新日 07/08/30
 今時珍しいベタな形式。読みたい人だけ読んで、というスタンス。実際のところ、基本的に私は無礼者です。


〜07/05/31 〜07/06/24 〜07/07/24
2007/07/30

 表での発言が居住まいを正して書いた文章ならば、
 ここの内容はビール片手に気楽に書いた代物である。
 ゆえに、他所でのコメントとの文体の違いはご容赦されたい。

 以下、備忘録。

 自分はこんな感じに拠点アイコンを作成した。何かの参考にしてくれれば幸い。
 @ →A →B

 まず、元になるドット絵を作成する(@)。なお、256色に減色する事は必須。
 ドット絵作成はWindows付属のペイントでも出来るし、
 改変可能なフリー素材を切り取ってきて元絵にする事も可能だろう。

 次に、ペイントツールを使って彩度を落とし、モノトーンにする(A)。
 後で色違いのアイコンを作る時、余計な色が混入するのを防ぐ為だ。
 この工程はペイントでは出来ないので、市販のペイントツールを使うか、
 フリーで多機能なツールを探して使うかのどちらかが必要となる。
 ここで作ったアイコンはそのまま灰色アイコンに転用するので、
 うっかり上書きしないように別名で保存する事をお忘れなく。

 Aで作ったモノトーンアイコンを元に、色違いアイコンを作る(B)。
 これもペイントツールの機能で色相変更を行って、赤青黄緑茶紺の6色分作成。
 これで、赤青黄緑茶紺灰の7色分のアイコンが出来上がる。
 なお、見分けがつきにくいとの指摘が以前あったので、
 自作のアイコンに関しては赤青黄緑のアイコンの彩度を引き上げる調整を行った。

 以上に示した手順によって、
 7色分のドット絵を1枚ずつチマチマ作るという事をせずに、
 元となる1枚の絵さえ用意すれば、7枚分の色違いアイコンを作る事が出来るのだ。
 省力化は量産体制の必要条件だと改めて認識。


2007/08/02

 前回の補足。

 上の説明では「ペイントツールの機能で色相変更を行って」と書いたが、
 沢山のツールを試したわけでは無く、
 ツールによっては色相変更を行っても希望通りの結果にならない事が予想される。
 (例:灰色アイコンの色相を変えても灰色のままだったり。
    無彩色なのだから当然と言えば当然かも)

 そもそも分かりやすさ優先で「色相変更」と書いたものの、
 私自身、手持ちのツール(PaintShopPro)で使用したのは、
 「色相の補正」機能ではなく「カラーバランスの調整」という機能だったりする。
 この機能は、イメージ全体のRGB値をそれぞれ増減する機能で、
 例えば、R(赤)を増やしてG(緑)とB(青)を減らすとイメージ全体の赤味が増すのだ。
 元は写真を修正する為の物なのだが、こういう使い道があると知ってからは重宝している。
 このように、名前の違う機能のほうが目的に沿うことも少なく無いので、
 手持ちのツールにある全ての機能を一度試してみるのもいいかも知れない。
 なお、どうでもいい画像ファイルで実験したほうが事故が少ないのでお忘れなく。

 ここ数日仕事が立て込んでるので、製作が滞り気味。
 帰宅して何とかネット巡回を済ましたら、仮眠を取ってまた出かける生活。
 ごく短期間のものだと分かっていても、肉体的に結構堪える。

 あと、盆休み中に所用あって上洛することになり、
 その期間中はメール等の返信が遅れると思われるので悪しからず。
 では、明日も早いので失礼。


2007/08/08

 神楽氏の「戦国史シナリオ保管倉庫」が404になっている。
 二週間前には見れたので先週辺りに消えたと思われるが、
 別ページはまだ生きてるので、サーバー側の都合かもしれない。
 いずれにせよ、痛手には変わりない。
 第一次大戦シナリオなんかはここでしか保管されてなかったからだ。
 最近まで某スレッドにも顔を出してた人なのでしばらく様子を見ることにするが、
 場合によってはこちらから何らかのアクションを取る必要もあるか。

 さて、何とは無しに戦国史同盟のアンケートを見てみた。
 「こういうアイコンが需要あるのかー」と思って見ていたのだが…。
 チベットや雲南の拠点アイコン、って…。イメージがわかないな…。
 「中国とどう違うのん?」と思ってしまう辺りが、いかにもなド素人考え。
 実は東洋史は守備範囲外という罠。三国志も殆ど知らないしなー。
 とりあえず、地道にネットで写真でも漁ってみるか。


2007/08/19

 遅くなったものの、帰還報告。
 京都では連れ合いの都合もあって行き先の決定権は無かったが、
 義経所縁の鞍馬寺や細川三斎夫妻の墓所もある大徳寺を回れて、個人的には満足。
 ついでに金閣寺や清水寺に行くのは、もはやデフォ。
 大文字焼きには日程が合わなかったが、清水寺の千日参りには行けたので良しとしよう。
 その後、そのまま新幹線を乗り継いで某内陸県にある実家に帰省。
 同じ県内で気温40度越えを叩き出す酷暑っぷりで、何も出来ず。
 せめて、久々に夏休みらしい気分を味わえたのが幸いか。

 とまあ、お盆進行はこの辺にして現況報告。
 休み中に溜まっていた仕事の消化に追われてはいるものの、作業はチマチマと継続中。
 あと、先日の件について某氏に接触を試み中。


2007/08/22

 先日のメールはまだ返信待ち。
 場合によっては返事を待たずに代理公開に踏み切る事も考えているが、もう少し待ってみる。

 旧作復興委員会について。
 委員の方から旧作シナリオを送って頂く事があるのだが、
 時として、まだダウンロード可能なシナリオが混ざっている事がある。
 これらのシナリオは、共通して「分かりにくい所にある」という特徴がある。
 実際、みみず掲示板のScenarioListからしか繋がってないページとかだと、
 シナリオがまだ生き残っている事に殆どの人は気付いてなさそうだし。
 こうしたシナリオの代理公開は委員会の趣旨に合致しないので、公開は見送っている。

 いや、分かりにくい所に現存しているシナリオを一律にスルーするよりも、
 そうしたシナリオの情報を一箇所に集積した方が、
 ユーザー的には一々探す手間が省けて楽だという事は承知している。
 …いっそ、「マイナー旧作シナリオ紹介」企画でもやってみるか。
 「俺のシナリオはマイナーじゃねええええ!!」という文句が来そうな気もするけど。

 あと、同盟のアプロダでupされているマップコンバータが地味にいい感じ。
 試しに、昔作ったマップを変換してみた(元マップは委員会のページで公開中)。
  DQ4マップ


2007/08/28

 ようやく、神楽氏と連絡が付いた。
 復活させる意向はあるとの事なので、当面は一安心。

 そういや、もうすぐシナリオコンテストだった。
 今回は静観する事にするけど、シナリオが沢山集まるといいですな。


2007/08/30

 上でDQ4マップを作り直したのに触発されたのか、
 ちょっと久々にドラクエすっか、という気分になってDQ5(PS2版)を久し振りにプレイ中。
 やっぱ、DQ5は名作だよなあ。
 今までの人生で影響を受けたゲームを3つ挙げろと言われたら、絶対にこれは入れる。
 (他の2つは、『蒼き狼と白き牝鹿IV』と学生時代にやり込んだときメモ(初代)、かな)

 それにしても、RPG作品と戦国史との相性はあまり良くないと改めて思う。
 そこで、RPG作品を戦国史シナリオにする上での障害を挙げてみたい。

 まず、大抵のRPGは主人公サイドと敵陣営とで勢力が二分されるので、
 シナリオ化したときの面白味に欠けるという点。
 というのも戦国史のシステム上、勢力数が少なくなるほど展開が固定化するからだ。

 次に、武将化出来そうな名前付きNPCが概して多くない点。
 ファイアーエムブレムのようなSRPG作品だと、
 敵国や友好国にも名前付きの王族や軍人が多く登場するのでこの点では困らないが、
 DQなどのRPGでは、各国の要職にある人物には名無しの汎用キャラが多いため、
 シナリオ化し甲斐にやや欠けるように思える。
 そこらの名前付き町人を武将として出すのはどうかな、って気はするし。

 そして、主人公の所属陣営をどうするかという点。
 冒険開始時にいた国の所属にすると、何年経ってもその国から出られない事も考えられる。
 いっそ、ギレンの野望みたいに主人公を最初は武将として使えなくして、
 その活躍をイベント化してしまうという手法もあり得るか。

 とまあ色々とは並べてみたが、これらをいかにクリアするかはシナリオ作者の手法次第。
 今度のシナリオコンテストのお題の一つにはDQ3マップがあるが、
 これを上手く料理する猛者は果たして現れるのだろうか。


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